ping コマンドで送信元IPアドレスを指定する方法

ホストに複数のインタフェースがあって複数の IPアドレス が付いていたりすると、ICMP パケットの送信元アドレスに意図しない IPアドレス が選ばれて困ったりします。そういう場合は ping コマンドにオプションを付けて対処しましょう。

Linux 系の場合

 $ ping [送信先IPアドレス] -I [送信元IPアドレス]

-I オプションの引数には IP アドレス以外にもインタフェースを指定できるようです。

BSD 系 (OSX 含む) の場合

 $ ping [送信先IPアドレス] -S [送信元IPアドレス]

Windows の場合

ないみたいです。あきらめて別の OS を仮想マシンにでもインストールしましょう。

おわりに

ping コマンドの 送信元IPアドレス はオプションで指定できます。ただしオプションは OS によって異なります。
今回 Linux 系とか BSD 系とかひとまとめにしちゃってますが、ディストリビューションによっては上記とは限らないので注意が必要です。